コーチング静岡

No. 176 アウトプットは目標達成への第一歩

一昨日、書店に立ち寄った時、
一冊の本から「力強い眼光」を感じました(笑)
橋下徹氏著の「実行力」でした。
直感的に惹かれ
思わず購入し一気に読み上げました。



ビジョン構築や問題点の抽出、
施策の前提や根拠なども必要ですが

『実行プラン』

を示し挑戦し続けることの重要性が
綴られていました。

私はコーチングの仕事を通して、
クライアント本人がプロセス行動を決め

『アウトプット』

していくことを大切にしているので
大きな共感を覚えました。

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

アウトプットとは、
脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、
外界に出力すること。
具体的に言うと、「読む」「聞く」がインプットで、
「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。
(樺沢紫苑著 アウトプット大全より)


=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

【アウトプットを重ねる】

私は自分のメンターとのコーチングセッションで
以下のようなコミットをしました。


秋からの新事業創業に向けて

『資金計画を作成し直し、公庫と銀行に資金調達の交渉を行う。』



たった1週間のうちにそのコミットを実行しました。


私のビジョンは、
『2025超高齢化への貢献』と
『発達障害当事者の雇用を通し、貴重な労働力を社会に輩出する』
この2つの実現です。

ビジョンを語るとき、
非常にワクワクします。
気持ちが良いです。

また、社会起業家としてどう生きるか?
自分のモチベーションとなる
『価値観』を明確にしていくとき、
心がピカピカに磨かれていく感覚が得られます。

しかし、ワクワク・ピカピカだけで止まっていては、
このビジョンは実現しません。

実現には
いかに
『アウトプット』
を重ねていくかが
目標達成に繋がります。

私の場合、
このアウトプットの工程は
大学ノート1冊にも及びました。





【できない理由を探すより、何があったらできるかを考える】

橋下氏の書籍『実行力』の中に、
大阪市長時代、
大阪城西の丸公園でのモトクロス大会開催についての
エピソードがありました。

主催民間企業から
公園の芝生を全部剥がし、
土を盛ってジャンプ台を作りたいなどの
要望があったそうです。

反対派からは・・・
無理だ
地盤が持たない
地中には太閤秀吉の遺構が眠っている

などできない理由が噴出したそうです。


できない理由ではなく
「なにがあったらできるか?」
『実行プラン』を1年かけて議論し、
見事大成功したそうです。



【アウトプットに必要な条件は何か?】

アウトプットを行うための手順やエビデンスなど、
コンサルが提案する教科書的な方法論のようなものは
たくさんあると思いますが・・・


橋下氏の『実行力』
私のメンターコーチ
私が行うコーチングセッション

この3つに共通して言えるものは

『誰と話す(議論する)か?』

様々な角度や視点から
リソースを棚卸しするための
対話(議論)を繰り返し、

ファーストステップをコミットしていく


目標達成には
この繰り返しが必要ですね。





・・・
直感的に惹かれた
橋下さんの『実行力』

その割には
セルフレジに忘れてきたワタシ。。。笑
30分後取りに戻ったら
橋下さんたら鋭い眼光で待ってました(笑)


——————————————–


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No.175 大人の学び

先日、私が運営する銀座コーチングスクール駿河静岡校の新規クラスAが修了しました。

いつも思うのですが、
大人になってからの

『学び』

に挑戦する受講生の皆さんと共に過ごすと、
より良く生きるための

『思考の引き出し』

がどんどん増えていっているな~と。
その変化を嬉しく感じます。

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

【学びのメリット】


私は40歳を過ぎてから様々な勉強に挑戦してきました。
臨床時代では、仕事に関する情報収集の目的で勉強をする習慣はついていましたが、
専門職能以外の勉強は、全くしてきませんでした。

コーチング資格
コーチング講師養成
起業講座
介護系教員資格
経営大学院
などなど・・・



島崎藤村の言葉に、
 ———————————————-
 人の世には三智がある。学んで得られる智、                     
 人と交わって得る智、
 自らの体験によって得る智がそれである。
———————————————-


振り返ると、
いつも学びの環境には学友がいて、
みんなとのコミュニケーションによって、
学びが深まったと感じます。
また、実務や生活に活かしたことは、
貴重な経験として蓄積されていきます。


人は学び続けることで
人間としての器が大きくなると思います。
そうなることで、一時的な感情に翻弄されず、
根気強く物事を考えることができるのではないでしょうか。

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No.174 一つのアクシデントには300の背景がある!ハインリッヒの法則

先日・・・
とある国家資格講座の教員のお仕事がありました。
万全の準備をして当日を迎えましたが、
受講生の持参したテキストは、私の担当のところではありませんでした。
主催側の伝達間違いでした。

まさかの

テキストなし

の状態で講義をしたのです。


万全の準備のおかげで、
無事に仕事を終えることができましたが、
これまで経験のなかった「テキストなし」が起きてしまったことは、
いくつもの背景が存在していました。


=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

【ハインリッヒの法則とは】

1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。
「1:29:300の法則」とも呼ばれます。

その前提には

『不安全状態・不安全行動』

にあると言われています。






【不安全状態・不安定行動にはどんなものがあるか?】


これはほんの一例ですが、

<個人において>
・忘れ物が多い
・期日を守れないことが続く
・起床時間が遅い
・遅刻または時間ギリギリが多い
・間違いを多く指摘される
・業務の落ちが多い
・言葉遣いが雑
・意思決定が遅い
・メールや電話のレスポンスが遅い、またはしない
・時間にルーズ
などの状態。


<組織において>
・玄関に蜘蛛の巣
・トイレや水回りが汚い
・デスクの上が物で溢れている
・社員の身だしなみが乱れている
・仕事の物品がいつも不足している
・仕事の物品を探すのに時間がかかる
・接遇マナーがなされていない
・内外問わずコミュケーションが不足している
・内外問わずクレームや意見を軽視し、対策を先送りにしている
・意思決定が遅い
・時間にルーズ
などの状態。


個人においての例はほとんど私が経験したものですが(笑)同期の仲間たちや先輩方とのコミュニケーションによって随分助けられました。
一方、組織についての例は、ルール作りや業務改善、5S活動などの施策が必要になります。
こういった状態では、仕事のモチベーションも上がらず、顧客や仕事の対象者の立場に立った視点は得られません。



【ヒヤリハットは共有することで組織的な施策に変換できる】

冒頭でお伝えした教員の仕事ですが、
主催側の人の一部に、電話のマナーを知らない方がいらっしゃいました。
電話をすれば、保留ボタンを押さず、私の名前を呼び捨てにしていることが丸聞こえだったり、
教えてほしいことがあって話していると、「ちょっ、ちょっ、ちょっと!」と言いながら人の話を遮ったり、
だいぶお忙しかったようです。
また、初めての現場でしたが、担当者が顔を見せないなど、気になる点をあげたらきりがありません。

電話のマナーを知っている人が、本人に教えてあげたり、互いに注意し合ったり、
「今日は初めての教員が来るね」などの職員同士の会話があったり、
伝達のダブルチェックができる風土があったり、など・・・
ヒヤリとしたことがあったら、みんなでコミュニケーションを図り、
共有していくこと
で、
効果的な施策につながります。



【自分(組織)にとっての重大事故とは?を考えておく】

今回、私は初めての現場で、多くの時間を準備に費やした仕事を、まさかの「テキストなし」の状態で実施しました。
しかし、万全の段取りによって講座をやりきることができました。

私にとっての重大事故は、

講座が中止や延期になること。

これは、お金を払って学んでいる受講者の『安心・安全』に大きく影響します。
この日は、「テキストがなくても学ぶことはできる」を皆さんにコミットし、ご協力を頂きました。

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個人レベル、組織レベルで避けるべき重大事故とは何か?を考えておくことが必要だと思いました。
そして、前提となる
不安全状態、不安全行動の改善を進めたいものです。

その改善策は、

風通しの良いコミュニケーション

にほかならないでしょう。



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No.173 私がクラウドファンディングに挑戦した理由(ワケ)4

まだ寒い2020年3月13日。
世界では新型コロナウイルスが感染拡大し始め、
日本でも危機感が募ってきた時期に、
私はクラウドファンディングに挑戦し始め、
45日間、新型コロナウイルスと闘いながら
自分の心と、皆さんの期待に向き合ってまりました。

今思うと、
やりたいことを実現したかった6年前から、
自分の『ありたい姿』がブレていなかったと感じます。

やりたいことをやる自分は、
どんな状態になっていたいのか?
それを確認しながら、
修正しながら、コツコツ積み重ねてきたのだと思います。

そして今回の挑戦は

私は社会に対して
『どうあるべきなのか?』
の確信が持てたと強く感じています。


=======================


私は社会に対してどうあるべきなのか?



【人の意見を引き受ける】

今回の挑戦では、
賛否両論が明確に示されてきました。

嬉しい励ましのコメント
厳しい反対のコメント



両方とも、
その人たちにとって
とても大切にしている『考え』を示してくださいました。


反対意見に対しては、

目を背けることなく、
時間をかけてやりとりをさせて頂き、
「私は今、とても辛い時間を過ごしている」
と感じることができました。
この私への反対意見は、
私にない視点であったことから、

絶対無駄にしない!
取りこぼさない!


との想いが湧き上がっていました。
私にとっては、非常に大きなエネルギーを費やした
素晴らしい経験となりました。


一方、応援のコメントに対しては、
お礼のお返事を出すに留まり、
反対意見へのエネルギーに比べると
『嬉しさ』が先に立ち、
エネルギーを傾けられずにいました。

そんな矢先、
面識のない方からのご支援を頂き、
非常に心を打つ応援コメントを頂いたことから、

『新着情報』
への紹介を始めました。


応援のコメントに対して、
私は何を読み取り、
何をコミットするのかを、
しっかり綴っていくことで、
応援の内容を

引き受ける

ことができていきました。



【目の前の仕事に真摯に取り組む】

クラウドファンディング挑戦中に
まず私が意識的に取り組んだことは、

看護師としての修行をし直すこと

でした。
これには2つ理由がありました。

一般的な看護技術、診療の補助などを行うことで、
看護の視点を磨いていく目的と、
雇用される経験をする目的です。

この取り組みの中で、
私が必ず実践しようと決めたことは、

*就業30分前には現場に入り、その日の準備を周到にしておくこと。
*創傷処置など、最新の方法を事前に勉強し、患者さんに生かすこと。
*みんなの相談相手になること。

創業準備として欠くことのできない取り組みでした。


そのほかにも、
介護初任者研修と介護実務者研修の教員の仕事を引き受け、
地域にいる高齢者へのサービスについて、
生徒さんたちに丁寧にお伝えしています。
(現在も継続中)

クラウドファンディング中は、
役所への認可申請や
融資の申し込みなどが次のステップになるため、

お金集め

に目が向きやすくなると考えたため、
あえて、
私が創業を目指した本質について、
仕事を通して
真摯に向き合っていきました。




【決めたことをやり続ける】

これらの取り組みを始めたのは、
プロジェクト開始からすでにひと月以上が過ぎてからでした。

応援コメントを新着情報に投稿し、
私の考えとコミットを公開し続け、

看護師としての仕事を一心不乱に実践し、

介護資格を目指す人々に
人生の大先輩である高齢者へのケア・サポートについて
お伝えし続けていきました。


プロジェクトの終盤は、
ご支援金額がさほど気になりませんでした。
目標金額以上に、
私は貴重な賛同者を得たと
感じていたからです。


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


創業準備はわからないことだらけで、
その一つ一つをクリアしています。
たくさんの書類や、
意思決定の手順があり、
『待ちの時間』
にとてつもない

焦り

を感じることもしばしばありますが、


目の前の人たちを大切に

ご意見や期待を
引き受けていきたい

と思っております。




私は社会に対してどうあるべきなのか?

私は社会に対し、

◆人々の意見や期待を引き受ける自分
◆自分の持つ専門職能と向き合う自分
◆焦りに勝ち、行動し続ける嫋やかな自分


であるべきだと考えています。。。





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No.172 私がクラウドファンディングに挑戦した理由(ワケ)3

6月に入り、
本格的に蒸し暑さを感じるようになりました。

『夏にマスクを着用する』
少し前では、考えられない光景でした。
2年前の6月、私は風邪をこじらせ大変な思いをしましたが、
その時も、マスクが鬱陶しかったように記憶しています。

私たちはこのたった数ヶ月で
不安、脅威、対処、受容など・・・
様々なプロセスを体験しました。

今、考えるに・・・
私の中でも同じことが起こっていたような気がします。


=======================


原動力を具体的行動に変えるために必要なこととは?



【かっこ悪い自分を隠さない】

激流に逆らって進む「原動力」について

◆どんな状況でも、成功だけを見据える「冷静さ」が必要であること
◆勇気や自信は原点から生まれること
◆人の繋がりは命綱となる


この3点が見えてきたとき、
大きな勇気が湧いてきました。

なぜ、この勇気を得ることができたのか?

私が運営するコーチングスクールにおいて、
ちょうど同じ時期、
二名の受講生がいらっしゃいました。
私はコーチングを教える者として、
『ロールモデル』を示す必要がありました。

しかし、
大きな挑戦をしているにも関わらず、
進展は見られず・・・

『新型コロナだから、仕方がない・・・』
『もし、失敗したとしてもいいや・・・』



など、後ろ向きな気持ちでいましたし、
できたらクラウドファンディングのことを
この二人に隠したいとも思っていました(笑)

それだけ、不安でした。

お二人の学びが進んでいくに従って、
セッションも上手になっていきました。

クラスのフォローセッションにおいて、
私は思い切って
クラウドファンディングで行き詰っていることを
テーマにして受講生さんのコーチングを受けることにしました。

自分の後ろ向きな感情を包み隠さず話しましたが、
受講生さんに本心を話すことは、結構勇気が要りました。

何しろ『かっこ悪い自分』をさらけ出すことになるから。

受講生さんは、基本に則って、
丁寧にセッションを進めてくださいました。

私が話していることを、
全力で認めてくれて、
冷静に様々な角度からの問いかけをしてくださいました。

このセッションによって、
このプロジェクトの本質が見えてきたのです。



【突破口とは突破するためにある】

私はこれまでコーチングセッションを
1000時間以上行ってきました。
クライアントさん達の反応を見るにつけ、
『理想の自分』を話している時は、
本当にウキウキワクワクしています。

理想の状態を話している時は、
良いイメージを抱くので、
とても気持ちが良いのです。



今回、私も同じように感じました。
しかし、

その大切さや本質にいつまでもしがみついていては、
行動は起こせません。



見えてきた突破口で満足せず、
突破するための
ファーストステップを定めました。


それは
実に単純なことでした。




【生きている自覚を持つ】

この節目は、
プロジェクトも終盤に差し掛かった
4月14日でした。
新たに250名のリストアップ

を行い、

一人一人に向けた心からのメッセージを送りました。

そんな中、

『あ、この人に私のプロジェクトを知ってほしいな。』
『きっと喜んでくれるな。』
と思う友人にメッセージしようとSNSのメッセンジャーを開きました。

すると、
昨年末に他界していたことがわかりました。
急死したそうです。。
もうどうしようもなく、
涙がこみ上げてきて、
声を出して泣きました。


生き生きと色々なことに挑戦し、
非常に勉強熱心な友人でした。

まだお若くて、
やりたいことだってたくさんあっただろうに・・・

悲しさと悔しさで
いっぱいになりました。


私は、
自分が病気を持っていることを知った時のことを
思い出しました。

長生きできない。。。

悲嘆に暮れましたが、
健康な間に、

社会に貢献できる自分になろう!

人のために役に立つことをやろう!


そう誓ったはずなのに、
ちょっと世の中が変わっただけで、
その誓いが揺らいでいた自分が

恥ずかしくなりました。

私は今、
少しの症状はあるけれど、

しっかり生きている!!
仕事もできている!!


友人の死によって
生きている自覚を持つことができ、

生きる目的を再確認することができました。



*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

原動力を具体的行動に変えるために必要なこととは?

この体験から言えるのは、

◆「かっこ悪い自分」をさらけ出す自己開示をすること
◆突破口を突破するためのファーストステップを定めること
◆行動の目的を命レベルに上げること




45日間の挑戦で、すでに31日が経過。
達成率は46.6%でまだ半分にも満たない
残り14日で、
どんな行動をしたのか?


次回に続きます!



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No.171 私がクラウドファンディングに挑戦した理由(ワケ)2

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されて、
街には活気が戻りつつあります。

感染拡大の第2波、第3波の懸念もある中、
様々なカタカナ言葉が耳に入ってきます。
「ステイホーム」「オーバーシュート」「ロックダウン」
「東京アラート」「アフターコロナ」


「パンデミック」や「アウトブレイク」は
医療の世界で度々使っていたため、
専門用語としての認識はありましたが、
その他の聞き慣れないカタカナ言葉によって
これまで経験したことのない、
もの凄いことが起こっているような気がしていました。

私はこの世の中の激流を理解しつつ、
流れに逆らって少しずつ歩みを進めていました。


=======================


激流に逆らって進むための原動力は何か?



【コロナの逆風VS冷静な姿勢】


クラウドファンディングReadyforを選択し、
担当者の方と数回打ち合わせをしていた時は、
まだダイアモンドプリンセス号の話題や、
中国からの帰国者の話題であったため、
私にとって『対岸の火事』の印象がありましたが、

挑戦スタートの3月13日には、

国内感染者600人を超えていました。

中国や韓国での集団感染、医療崩壊が報道され始め、
ヨーロッパ・アメリカなど、世界中で新型コロナが猛威を振るってきた時期でした。
大口の支援を見込んでいた企業や個人が、支援を見合わせる事態となり、
全て自力でのスタートとなりました。

スタートダッシュが必要な1週間の達成率は、
30%が目標でしたが、実際には
5%程度に留まり、

本当にこのプロジェクトは成功するのだろうか?

と、さすがの私も途方に暮れました。

そのような中でも、
Readyfor担当者の斉藤さんの軸はブレず、
私の泣き言を一通り聴いてくださった後、
冷静にデータを分析し、次のアクションを提案してくださいました。
毎週行われたこの面談での斉藤さんは、
笑っちゃうほど、ブレずに

冷静な姿勢

を貫いていました。




【発信力に影響した原点回帰】

クラウドファンディングは挑戦前に、

私の繋がりのある全ての人数を挙げ、
更に連絡が取れる人は誰で、
どのくらいの支援が見込まれるか?

を列挙しておき、
ある程度絞り込んで個別連絡を展開していきます。

しかし、私は
「こんなご時世で、支援をお願いするなんて、非常識ではないか・・・」

と自分でもびっくりするほど
皆さんの反応が怖かったことを思い出します。

プロジェクトの期間中は、
4-5日に1回、『新着情報』を発信することが求められます。
これは支援者にメール配信されたり、
自分でもSNSでシェアしたり、
私が拡散できるきっかけになる媒体でした。

この新着情報に取り組む中で、

そもそも私は、何を実現したかったのか?
私がこの事業を始めることで、誰に貢献したかったのか?


原点を再確認することができ、
自信を持った
発信力
に繋がりました。



【背景説明より目的の明確化】

プロジェクトも中盤に差し掛かった頃、
私はまだ個別連絡を躊躇し、連絡しやすい人にしか個別連絡をしていませんでした。

SNSのシェア記事を見て、
ご支援頂けたらいいな・・・

全くもって、
積極的になれなかった自分がいました。

そんな時、
個別連絡をした数人の方々から
ご批判を頂きました。
じわじわボディーブローが効いて
かなりきつい状況でした。


丁寧にお返事をしながら、
ご指摘頂いている内容と、
自分が今、やっていることに違いがあることに気づきました。

この方は、
こういった認識でこのプロジェクトを見ていたんだな・・・

この方は、
この視点で、このプロジェクトを理解しているんだな・・・


これら複数のご批判の視点は、
それぞれ全く違うものでした。

そうか!
私はこのプロジェクトに踏み切った背景や動機は表現しているけれど、
このプロジェクトそのものの目的を明確にしていなかった!!



お金が欲しいのではない!!
一緒に創っていく
賛同者が欲しいんだ!!



プロジェクト中盤に入って、
やっと個別連絡への意欲が湧いてきました。


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*

激流に逆らって進むための原動力は何か?

この体験から言えるのは、

◆どんな状況でも、成功だけを見据える「冷静さ」が必要であること

◆勇気や自信は原点から生まれること

◆人の繋がりは命綱となる



前回ブログでもお伝えしましたが、
人の繋がりを作ることを最優先したのは、
賛同者を多く得たいという想いによるものだと、
このブログを綴っていて、気づきました。


スタートから、厳しい現実と弱気な自分に向き合って、
手痛いボディーブローをきっかけに、
突破口が見えてきました!!
しかし、突破口が見えたに過ぎず、
更に新型コロナウイルスの状況は益々深刻に・・・
さて、どう乗り切ったのか?
次回に続きます(笑)



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No.170 私がクラウドファンディングに挑戦した理由(ワケ)

170回目のブログは
なんと5ヶ月ぶりとなりました。

私がブログをお休みしている間、
新型コロナウイルスが感染拡大し、
世界中で大切な命が脅かされる事態となりました。

先進国の中でも
日本の感染者数、死亡者数は他と比べて非常に少なく、
日本人の真面目さ勤勉さはもちろん、
衛生的な環境や日本の文化の素晴らしさを改めて知ることができました。

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この新型コロナウイルス発生とともに始まった私の挑戦

クラウドファンディング

なぜ私はクラウドファンディングに挑戦したのか?
挑戦の日々の中で、
どう自分を確立させていったのか?
この4ヶ月間を振り返っていきたいと思います。

少しでも
皆さんの挑戦や目標達成にお役に立つことができたら
幸いです。



新事業を興すために、何が必要か?



【繋がった2つの問題】


私は、2019年秋、
高齢者デイサービスを開業したいと考えました。

超高齢化を前に、7年ほど前から勧められていましたが、それを行う動機付けが見つからず、
これまでの私は、経営したいとは全く思いませんでした。

2019年、中小企業の深刻な人手不足の状況を熟知する機会があり、
同時に、私の周りに、発達障害によって生きにくさを感じ、
早期離職で悩んでいる人が割とたくさんいることに気づきました。

2025年に超高齢化社会への突入。。
深刻な人手不足と発達障害者の早期離職の矛盾。。


これらの問題に対して、
微力ながら私なら貢献していける!


以前から勧められてきた高齢者施設の経営

労働力の育成

の2つががっちり繋がり、
2019年10月から創業の準備に入りました。



【人との繋がりとゴール設定】

創業するには必要なものがたくさんあります。

まず第一に資金
業界の知識・技術
経営のノウハウ
人材・人脈
物件
など・・・

あげればキリがありません。

私が最初に取り掛かったことは、

人との繋がりをつくること


でした。

直感的にすぐに動きました。
これはじっくり丁寧に時間をかける必要があると
瞬時に判断できました。

施設経営をしている方や
発達障害当事者の方々とお会いし、
継続的な関係性を築くアクションを起こしました。
また、
実際に介護の環境に身を置き、
現在の高齢者の環境がどうなっているのか、
また、この業界で働く人々の視点も得ようと
そこで働く人々と協働し始めました。



すぐさま行動に移し、私の身を置く環境も大きな変化を遂げ、
それなりに環境に順応する力は、まだ残っていたようで、
毎日が刺激的で楽しい日々でした。


人との繋がりから、
私が社会から求められている役割について
再認識することができたため、

2020年11月の開業を目指すことを決めました。



【大きな力より小さな力】

次に取り掛かったことは、

会社設立

なかなかの難産でしたが、ひと月を要して
合同会社を設立させました。

同時に、

融資

について考え始め、創業計画・資金計画の立案に着手。

融資先について決める時期に入りました。
紹介して頂いた大手◯◯銀行さんに創業計画と資金計画を提出。

丸ひと月お返事をお待ちしました。

これだけ時間を要しているということは、
脈ありか!!!!
私の期待も膨らみました。

その時点で開業まで1年を切っているため、
このひと月は私にとって非常に長く感じられました。

しかし、
銀行のお返事は『No』

どれだけ人を待たせるのか!!
天下の◯◯銀行さんが、途中経過の報告もなく、
随分だなあ・・・
と、改めて銀行と私たち庶民の位置関係が確認できました。



正直、悔しくて、悔しくて、
腹立たしい思いがこみ上げてきました。
まるで私が、跪き、銀行の足にすがり、

『お前は認められない・融資の価値もない人間だ』

と言われているように思ってしまいました。(大げさ笑)


しかし、これがきっかけで私にがつきました。

私にこの事業をやって良いと認めてくれて、
お金を使わせる価値に理解を示してくれる人々にお願いしよう!

◯◯銀行さんみたいに大きい力ではないけれど、
まずは、小さな一人一人の力をお借りするため、

クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

この時はまだ、
必要資金の一部が調達できたらいいな・・・
自己資金をさらに増やせたらいいな・・・

ぐらいの動機付けでしたが、

早速、クラウドファンディングの選択、
面談を経て、
クラウドファンディングReadyforに挑戦することが決定しました。

いわゆる「銀行さんの挫折」(笑)
から一ヶ月半での決行でした。



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新事業を興すために、何が必要か?

この体験から言えるのは

◆自分の問題意識と向き合う
◆直感を信じ、大切なところから取り組む
◆小さなところから始める



挑戦が始まった頃は、
新型コロナウイルス国内感染者が数百人にのぼり、中国、韓国、ヨーロッパでは凄まじい勢いで
感染拡大していました。

スタートから、厳しい現実が突きつけられました。
さて、どう乗り切ったのか?
次回に続きます(笑)



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No.169 治療主導から療育の時代へ

昨日から議論漬けの時間を過ごしたり、
尊敬する知人の読書サマリーを拝見して、
一気に本を読み進めたり、
と、インプットとアウトプットの繰り返しから
ある共通項を見出しました。

それは
治療主導の時代から
療育の時代に変化したな・・・と。



【大ナタを振るう外科的手術】

書籍『入門 組織改革 生き生き働ける職場を作る』
の中に
バブル崩壊後の1990年代、
日本の企業が振るった大ナタについて
触れられていました。

日本の企業は落ち込んだ収益を回復させるために、
合併、提携、戦略の変革、業務の手順・技術の変革、
成果主義の導入による「制度」の変革、など、
企業・組織のハードな側面に大ナタが振るわれ、
大規模な
外科的手術が施されてきました。


私の専門職能である医療、介護の業界も、
制度の改革、見直し、診療報酬改定、
加算の追加、見直し、人員増のための資格制度など。

ハードな側面での
外科的手術
は、制度として、箱物としては
なんとか運営という形になっています。



【おざなりになる体質改善や健康管理】

一方で、同書籍には
外科的手術だけでは健康を維持できず、
日頃の体質改善や健康管理の必要性について
触れられていました。

外科的手術を受けただけでは、
人は健康にはなれず、
「人」や「関係性」を含めた組織の
体質改善が必要になってきます。


医療、介護業界でいうと、
制度や仕組み、報酬改定、法律などは整備されたけれど、
そこで働く人たちの体質改善や風土改革が
実現されていなければ、
健康体とは言えないという
わけです。

そのためには
漢方薬のような役割や、
健康診断のようなチェック機能
が必要です。




【療育のススメ】

私は昨年11月から
発達障害当事者の会のサポートとして参加させて頂いております。

現在、障害者雇用の積極的導入を国が叫んでいて、
『職業訓練』が制度の一つとして存在します。
パソコン技能や簿記検定など、
仕事をしていくために必要な技能を習得できる
国の制度や仕組みです。
上記で言うところの
外科的手術です。
それはとても大事なので否定はしません。

私が課題に感じるのは、
技能を身につけさせたら、
そのまま海に突き落としている感じがしてならないのです。
ライフジャケットも着せずに、
さあ!行ってらっしゃい!
大丈夫、人は浮くから
と言わんばかりに・・・。
しかも、波打ち際からではなく、
いきなり海の中心から!!



私は、今必要なのは
『療育』
だと考えます。

今日の発達障害当事者の会で、
ある参加者の方が私の意見をそう要約してくださいました。
(Mさんありがとうございます)


・・・・療育とは・・・・
心身に障害をもつ児童に対して、社会人として自立できるように医療と教育をバランスを保ちながら並行してすすめること。(日本大百科全書)
(児童とありますが、大人も同様)


制度化や、変革などの外科手術は必要です。
しかし、その前提となるのは
自立できるような教育(体質改善)をバランスよく進めることにあると
思うのです。

社会人として自立するのは、即ち『健康』を意味します。
これは発達障害の方々に限った話ではありません。

早期離職した新卒者。
転職を繰り返している大人。
これから社会に出ていく、
スマホばかりいじっている大学生。

誰に対しても
外科的治療と体質改善は必要になります。


【長期的な体質改善】

なぜ「人」や「関係性」を含めた体質改善がなぜ必要か、
同書籍では、
1. 活き活きとできない社員
2. 利益偏重主義
3. 個業化する仕事
この3点を理由としてあげています。

この3つは健康体であるかの指標だと、
私は考えています。

私がお世話になっている
発達障害当事者の会の皆さんは、
自分自身がどう体質改善をしていけば良いか、
毎回、問題課題と向き合って、
全員で解決できる考えを共有しています。
(もう5年だそうです。)
素晴らしい協働関係だと思います。

この組織のような取り組みを
一般の企業でできたなら、
どんなに健康的な組織開発が実現するでしょうか。


=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*


主導されるべきは、
健康体としての自立を進める『療育』であって、
制度や業務改革、ハード面の整備などの『治療』は、
療育が成立してはじめて意味のあるものになると考えます。

No.168 静岡学園サッカー部が教えてくれたこと



全国高校サッカー選手権大会
静岡学園
24年ぶり優勝おめでとう~~~~!!!


全国高等学校女子サッカー選手権大会
藤枝順心
日本一おめでとう~~~


男女揃っての優勝でした。
静岡の人は、みんな解説者になれるほど、
サッカーに詳しいので(笑)
サッカーの話が尽きないのではないでしょうか?



【個人技は日々の自己研鑽】

昔から静学といえば
個人技!

以前の静学は
タレント集団
というイメージが強かったです。

アンチ静学まではいきませんが、
私は清水東や藤枝東、清水商業(桜ヶ丘)
をいつも応援していた記憶があります。


今回、たまたまでしたが、
静岡学園の試合をほぼ全部観ることができました。


やっぱり
うまいな・・・
さすがだな・・・


U23日本代表よりうまいかも!!
少し荒削りかな?とも感じましたが、
高校生離れした試合にウキウキしました。

個人技、突破力は
派手に見えますが、
日々の自己研鑽があるからこそ
私たちを魅了してくれるのだと思います。

そして
私の心が揺れたのは準決勝での戦いでした。



【攻めあぐねている時こその安定感】

準決勝の矢板中央戦では、
鉄壁のディフェンスに
観ている方が

イライラ
ジリジリ


しました。
攻めさせてくれよ・・・

画面に近づいて
ディフェンスの人数を数えたくらいです(笑)
矢板中央は、
常にゴール前に9人、10人置き、
全てシュートコースに入り
クリアしていました。

しかし、静学は
クリアボールをきっちりトラップして、
今一度、ボールを戻し、
様々な攻撃パターンを組み立て直し、
シュートで終える
繰り返しをしていました。

不思議ですが

~トラップミスをしたらカウンターされる。
そうなったらどうしましょう~


などの不安は全くありませんでした。
思いもしませんでした。

この、『攻めあぐねている』展開の中で、
安心して見ていられるこの
『安定感』は、
基礎練習を何度も何度も重ねたことによるものだと
私には伝わりました。

焦らず、根気強く
自分たちの準備してきたことを信じて、
勝機をうかがってきた結果、
ゴール前のPKを誘い、
アディショナルタイムにきて
得点できたのではないでしょうか。

まさに根比べでした。。。



【2点ビハインドの逆境】

今回の静岡学園はドラマの連続だったように思います。
準決勝は鉄壁のディフェンスでなかなか攻められないゲーム。
決勝はプレミアリーグU18の王者
(*プレミアリーグはクラブチームも抑えての優勝)

青森山田


しかし、準決勝で感動しまくっていた私は、
きっと勝つだろうと確信していました。
仕事だったので、ネットで都度確認。
前半で2点ビハインド!!
もう2点取られている~~~

結果的に、前半終了前に1点返し、
後半さらに2点返し、
見事優勝

帰宅後、動画を見て感じたことは
絶対諦めない姿勢。。。


元清水エスパルスで
解説者の戸田和幸さんが、
「静岡学園が優勝するために何が必要か?」
の質問に、

『僕の言葉ではないですが、
自分たちの準備してきたことを、しっかり出し切ること。
自分たちらしさを全面に出すこと。これに尽きる。』

と仰っていました。

まさに、後半は静学のサッカーが表現されていたと
見ただけでわかりました。

『逆境』に立たされたとき、
自分たちらしさを発揮できるのは、
小手先のやり方ではなく、
日々のあり方なのだと思いました。

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

【教訓】

*一見派手な個人技は日々の研鑽がある。

*思うように物事が進まないとき、自分が積み重ねてきたことを信じて
忠実に行動し続ける。

*『逆境』を跳ね返すのは小手先のやり方ではなく、
日々のあり方。


高校生に教わりました。



静岡学園サッカー部の皆さん

心から


おめでとう




No.167 『いま・ここ・自分』の定期健診を

先日、ある情報番組で
「幼児化する世界」
について特集されていました。

外出する支度をしながらでしたが、
最後、ある評論家の先生(私は割と好き)が

『いまここ自分ではなくて、しっかり周りを見て・・・先を読んで・・・云々』

と仰っていたように聞こえました。


私は4年前、座禅に通っていた際、
『いまここ自分』
を毎朝感じながら
自分と向き合ってきたため、
『いまここ自分』を否定されたように思いました。

一体どういうことだったのか?
あれから折に触れ、
(書籍や新聞、大物の海外逃亡、大国の圧力などのニュース)
「いまここ自分」とはどんなことなのか
ず~~~っと考えていました。


【いまここ自分の意味】

禅の世界では、
物事の原因を他者に求めるのではなく、
自分の生き方を問うべきという考え方があります。
わたしが座禅中、
手を組んだ「法界定印」の中は

「自分だけの広くて深い宇宙がある」

と教わりました。
自分を見つめることは、
それほど広くて深いのだと思い知りました。

特に真夏の座禅堂では暑くて
首、背中から汗が流れ落ちるのを感じたり、
真冬の座禅堂では寒くて冷たくて
靴下を履かないので、
足の感覚がなくなったり、

心の動きとともに、
身体の反応でさえも
第三者として自分が自分を観察しているような(メタ)
感覚でした。

「当処即ち蓮華国 此の身即ち仏なり」
~わたしがいまここにいる~
本当の意味で「いま」に気づけば、
ここは「浄土」、わたしは「仏」であるという教えです。


私の場合は
『自分対自分』における『いまここ』
の考え方でした。




【もう一つのいまここ自分】

よく、
「いまここ自分を大切にしたら、とても楽になった!!」
というお話を耳にします。
私としては、
「え~~~~私はとても苦しいワイ」笑

と全く違う感覚でしたが・・・。

これ、
どうも西洋哲学と東洋哲学での違いらしいのです。

西洋哲学における「いまここ自分」は、
他者との依存関係
が前提にあるようです。

ですから、

何か頼まれたら、「はい喜んで」と受けましょう。
とか、
逆に
今、本当にしたいことをやろう。
人の目を気にしないように生きよう。


など、他者が介在しています。

『他者対自分』における『いまここ』
の考え方になります。



【いまここ自分は定期健診】

5年ほど前に、
タレントの大久保佳代子さんの取材記事を読んだことがあります。
大久保さんがOLから「はねトび」(バラエティ番組はねるのトびら)
で芸人として復帰した直後、

自分は芸能界でどうありたいか、
非常に悩んだそうです。

その時、大久保さんがしたことは、
スタッフの皆さんに、
『私にどんなことを求める?』
と自分の期待されている役割について、
聞いて回ったそうです。
この取り組みは、
人の目をめちゃくちゃ気にしていて、
何を求めるかまで注文を訊いていることになります。

その頃は今ほどの人気ではありませんでしたが、
私はその記事が心に残り、
ずっと注目してきました。

やっぱり彼女は
芸能界で確立されたポジションを手にしました。

最近はテレビで大久保さんを見るたびに、
気分がスカッとします。

バラエティ番組に復帰して、
人気が出てきても天狗にならず、
大久保さんは『いまここ自分』
を点検したのだと私は思います。

『自分対自分』の対話を行うことは、
まるで定期健診のように大切なことです。



【わがままにならないように・・・】

他者との関係性での『いまここ自分』を考えると、

自分がやりたいことがコレだし、
周りから求められたことはやりたくないし、
自分に正直になるんだ


となります。
これは第一段階の自己実現につながる第一歩だと思います。
だから間違ってはいない。

しかし、
齢50手前の私には、
少し、違和感を覚えます。

周りから求められている期待値も含め、

私だからできることはなんだろう?

と『いまここ自分』に向き合うことは

超越した自己実現が獲得できる
近道ではないでしょうか?