No.200 本質を見失わせるものは

200回目のブログは
約半年ぶりの投稿になります。

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2022年3月
デイサービスダブルピースは移転致しました。
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引越しなど、新しい環境になると
物事の流れも変わると実感しています。

・・新しい利用者様との出会い
・・関係する人々とのコミュニケーション
・・環境・設備・協力者など、リソースに対する感謝
・・・・・etc


引越しの片付けや、役所への移転書類の提出、
弊社の決算月も重なり、
この2ヶ月,
私は24時間体制で仕事をしていました。
(支えてくれた職員達には本当に感謝しかありません。)

疲労が慢性化する中で、
日々の業務や個人事業(コーチング)の業務を
無事遂行できているのは、
常に「本質」を意識できているからだと思います。


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【本質のイメージ】

人と話すときや、ニュースなどを耳にしたとき、
「何が本質なのか?」
を意識するようにしています。


例えば、「海を楽しむ」ことで連想すると、

砂浜でゴロゴロしたり、波打ち際で波と戯れる
 ↓ ↓ ↓
浮き輪で海に入る
 ↓ ↓ ↓
海に潜り海中や海底の美しさを知る



要するに
表面的な事象で判断しないような
思考の癖をつけるように心がけています。



【本質とはテーゼだったりする】

テーゼ(定立)とは、
ある概念をまとめて表現・主張するもので、
肯定的主張をいいます。

逆にアンチテーゼ(反定立)とは、
テーゼに対立する否定的主張をいいます。



デイサービスの運営をしていると、
利用者様の状態変化について、
相談員と私の意見が食い違うことがあります。


意見の食い違いは対立につながりますが、
「海に潜ってみる」と、
その美しさや正義を知ることができます。


相談員は認知症ケア専門士としての視点、
私は看護師としての視点、
で主張し合っていることに気づくことができたのです。

どちらか一方でも根拠に偏りが発生しますが、
私は、相手の視点を取り入れてケアすることができたのです。

これ、、、
誰のため???
利用者様のためです。




【本質を見失うとき】


前述の「海を楽しむ」例では、
だんだんリスクを伴っていきます。

砂浜でゴロゴロしたり、波打ち際で波と戯れる(安全)
 ↓ ↓ ↓
浮き輪で海に入る(ちょっと注意)
 ↓ ↓ ↓
海に潜り海中や海底の美しさを知る(だいぶ注意)



私の経験上、ゴロゴロしたり、戯れたりしている時は
表面的なことしか理解できず本質がわからなかったと思います。
自分が「安全領域(コンフォートゾーン)」にいて、
自分の主張ばかりしていたと思います。

つまり、

視野が狭くなっている状態

だったと思います。
そんな時は、必ずと言ってよいほど

感情が動いています。



【本質を見失わせるもの】

否定的主張を伴う『感情』




テーゼとは肯定的主張です。
目の前の事象について、
まず感情を脇に置いて
「入って」「潜ってみる」と
美しさや正義が見えてくるかもしれませんね。