No.198 ナース博の登壇を終えて

2021年11月26日
株式会社パソナ『ナース博』の登壇を終えました。


~*~*~セミナー内容~*~*~
イントロダクション:私のダブルピースな人生(モチベーションチャート)
Step1:根性編
・The 看護師!
・鬼と仏の共存
・一に教育、二に教育

Step2:キラキラ女子編
・『やりたいことをやり、なりたい自分になる』 ことを自分に許したらこうなった
・夢や願望は必ず実現する
・私は何者なのか?

Step3:遅咲きデビュー編
・私の強みってなんだっけ
・振り返れば・・・カ・ン・ゴ・シ
・誰だってなれる『理想の自分』



以上の内容をお伝えしました。
私は自分のこれまでの人生を振り返り、
私の成長や変化には、
先輩や友人、顧問先の企業の人々の存在があったことを
改めて実感しました。

周囲の人々の支援を感じる自分
周囲の人々を通して学びを深める自分


そんな自分になるまでには、
知らず知らずのうちに自己鍛錬できた
『母子家庭の環境』
があったと思います。



【自分を守る事に必死だった】

私は幼い頃から母子家庭で育ち、
『自分のことは自分で守る』
ことを身につけてまいりました。
強そうに聞こえますが、
幼い頃から
自分が生きることで精一杯だったと思います。

高校生のとき、足に怪我をしました。
どんな怪我だったのかよく分からないまま、
先生に連れて行かれた病院で10針縫合し、
あぶら汗が出るほど激しい痛みで、
松葉杖の生活を1ヶ月半強いられたことはよく憶えています。

当時、母との生活には車がなかったし、
母も休めない仕事をしていたため、
学校には松葉杖を使ってバスで通い、
部活にも声出しぐらいはできる!と、
休まず参加していました。
部活は母の反対を押し切って運動部に入部したので、
最初の約束である、
「怪我をしても自分で何とかする」
を守りました。

今考えると、この高校時代は
今の礎になっていると思います。

『自分への責任』と
『人を羨む前に、今の状況を楽しむ』

ことを身につけることができていたと思うのです。



【思いやりについての課題】

母一人子一人
私は高校に入学すると、
自分の弁当とともに
母の弁当も毎日作りました。
2人分の弁当作り。
初めは時間がかかりましたが、
だんだん手早くできるようになっていきました。
母が帰宅する前までに
家の掃除、洗い物、ご飯炊き
全て完璧にして母の帰りを待ちました。

そんな中、慣れから「ただやっていれば良い」
姿勢を母に見抜かれ、
『思いやりが感じられない』
と叱られたことがありました。
まだ16歳。
これまで自分のことで精一杯だった私は、

『相手の立場に立って何かをする』

ことが苦手でした。
というよりできませんでした。
全然空気読めない子でした。

この日をきっかけに『思いやり』とは何だろう?
と考えるようになり、
様々な『思いやり方』をやっていきました(笑)

今考えると
失敗と成功を繰り返して「やり方」を試していくうちに
『心』ができてきたように感じます。

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今回のナース博では、
看護の価値創造についてお話ししましたが、
その価値を創るためには

見て・聴いて・感じて・アクションする

ことであるとお伝えしました。
まさに、
母子家庭時代に鍛えられた

最高の能力

だと確信できた機会となりました。



株式会社パソナ担当者の
若井さん、板橋さん、中野さんはじめ
スタッフの皆様、
ありがとうございました!!!
楽しかったです!!!