2020年7月

No.175 大人の学び

先日、私が運営する銀座コーチングスクール駿河静岡校の新規クラスAが修了しました。

いつも思うのですが、
大人になってからの

『学び』

に挑戦する受講生の皆さんと共に過ごすと、
より良く生きるための

『思考の引き出し』

がどんどん増えていっているな~と。
その変化を嬉しく感じます。

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【学びのメリット】


私は40歳を過ぎてから様々な勉強に挑戦してきました。
臨床時代では、仕事に関する情報収集の目的で勉強をする習慣はついていましたが、
専門職能以外の勉強は、全くしてきませんでした。

コーチング資格
コーチング講師養成
起業講座
介護系教員資格
経営大学院
などなど・・・



島崎藤村の言葉に、
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 人の世には三智がある。学んで得られる智、                     
 人と交わって得る智、
 自らの体験によって得る智がそれである。
———————————————-


振り返ると、
いつも学びの環境には学友がいて、
みんなとのコミュニケーションによって、
学びが深まったと感じます。
また、実務や生活に活かしたことは、
貴重な経験として蓄積されていきます。


人は学び続けることで
人間としての器が大きくなると思います。
そうなることで、一時的な感情に翻弄されず、
根気強く物事を考えることができるのではないでしょうか。

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銀座コーチングスクール
駿河静岡校無料体験講座
https://www.ginza-coach.com/school/area04/shizuoka.html#taiken

No.174 一つのアクシデントには300の背景がある!ハインリッヒの法則

先日・・・
とある国家資格講座の教員のお仕事がありました。
万全の準備をして当日を迎えましたが、
受講生の持参したテキストは、私の担当のところではありませんでした。
主催側の伝達間違いでした。

まさかの

テキストなし

の状態で講義をしたのです。


万全の準備のおかげで、
無事に仕事を終えることができましたが、
これまで経験のなかった「テキストなし」が起きてしまったことは、
いくつもの背景が存在していました。


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【ハインリッヒの法則とは】

1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。
「1:29:300の法則」とも呼ばれます。

その前提には

『不安全状態・不安全行動』

にあると言われています。






【不安全状態・不安定行動にはどんなものがあるか?】


これはほんの一例ですが、

<個人において>
・忘れ物が多い
・期日を守れないことが続く
・起床時間が遅い
・遅刻または時間ギリギリが多い
・間違いを多く指摘される
・業務の落ちが多い
・言葉遣いが雑
・意思決定が遅い
・メールや電話のレスポンスが遅い、またはしない
・時間にルーズ
などの状態。


<組織において>
・玄関に蜘蛛の巣
・トイレや水回りが汚い
・デスクの上が物で溢れている
・社員の身だしなみが乱れている
・仕事の物品がいつも不足している
・仕事の物品を探すのに時間がかかる
・接遇マナーがなされていない
・内外問わずコミュケーションが不足している
・内外問わずクレームや意見を軽視し、対策を先送りにしている
・意思決定が遅い
・時間にルーズ
などの状態。


個人においての例はほとんど私が経験したものですが(笑)同期の仲間たちや先輩方とのコミュニケーションによって随分助けられました。
一方、組織についての例は、ルール作りや業務改善、5S活動などの施策が必要になります。
こういった状態では、仕事のモチベーションも上がらず、顧客や仕事の対象者の立場に立った視点は得られません。



【ヒヤリハットは共有することで組織的な施策に変換できる】

冒頭でお伝えした教員の仕事ですが、
主催側の人の一部に、電話のマナーを知らない方がいらっしゃいました。
電話をすれば、保留ボタンを押さず、私の名前を呼び捨てにしていることが丸聞こえだったり、
教えてほしいことがあって話していると、「ちょっ、ちょっ、ちょっと!」と言いながら人の話を遮ったり、
だいぶお忙しかったようです。
また、初めての現場でしたが、担当者が顔を見せないなど、気になる点をあげたらきりがありません。

電話のマナーを知っている人が、本人に教えてあげたり、互いに注意し合ったり、
「今日は初めての教員が来るね」などの職員同士の会話があったり、
伝達のダブルチェックができる風土があったり、など・・・
ヒヤリとしたことがあったら、みんなでコミュニケーションを図り、
共有していくこと
で、
効果的な施策につながります。



【自分(組織)にとっての重大事故とは?を考えておく】

今回、私は初めての現場で、多くの時間を準備に費やした仕事を、まさかの「テキストなし」の状態で実施しました。
しかし、万全の段取りによって講座をやりきることができました。

私にとっての重大事故は、

講座が中止や延期になること。

これは、お金を払って学んでいる受講者の『安心・安全』に大きく影響します。
この日は、「テキストがなくても学ぶことはできる」を皆さんにコミットし、ご協力を頂きました。

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個人レベル、組織レベルで避けるべき重大事故とは何か?を考えておくことが必要だと思いました。
そして、前提となる
不安全状態、不安全行動の改善を進めたいものです。

その改善策は、

風通しの良いコミュニケーション

にほかならないでしょう。



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