No.171 私がクラウドファンディングに挑戦した理由(ワケ)2

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されて、
街には活気が戻りつつあります。

感染拡大の第2波、第3波の懸念もある中、
様々なカタカナ言葉が耳に入ってきます。
「ステイホーム」「オーバーシュート」「ロックダウン」
「東京アラート」「アフターコロナ」


「パンデミック」や「アウトブレイク」は
医療の世界で度々使っていたため、
専門用語としての認識はありましたが、
その他の聞き慣れないカタカナ言葉によって
これまで経験したことのない、
もの凄いことが起こっているような気がしていました。

私はこの世の中の激流を理解しつつ、
流れに逆らって少しずつ歩みを進めていました。


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激流に逆らって進むための原動力は何か?



【コロナの逆風VS冷静な姿勢】


クラウドファンディングReadyforを選択し、
担当者の方と数回打ち合わせをしていた時は、
まだダイアモンドプリンセス号の話題や、
中国からの帰国者の話題であったため、
私にとって『対岸の火事』の印象がありましたが、

挑戦スタートの3月13日には、

国内感染者600人を超えていました。

中国や韓国での集団感染、医療崩壊が報道され始め、
ヨーロッパ・アメリカなど、世界中で新型コロナが猛威を振るってきた時期でした。
大口の支援を見込んでいた企業や個人が、支援を見合わせる事態となり、
全て自力でのスタートとなりました。

スタートダッシュが必要な1週間の達成率は、
30%が目標でしたが、実際には
5%程度に留まり、

本当にこのプロジェクトは成功するのだろうか?

と、さすがの私も途方に暮れました。

そのような中でも、
Readyfor担当者の斉藤さんの軸はブレず、
私の泣き言を一通り聴いてくださった後、
冷静にデータを分析し、次のアクションを提案してくださいました。
毎週行われたこの面談での斉藤さんは、
笑っちゃうほど、ブレずに

冷静な姿勢

を貫いていました。




【発信力に影響した原点回帰】

クラウドファンディングは挑戦前に、

私の繋がりのある全ての人数を挙げ、
更に連絡が取れる人は誰で、
どのくらいの支援が見込まれるか?

を列挙しておき、
ある程度絞り込んで個別連絡を展開していきます。

しかし、私は
「こんなご時世で、支援をお願いするなんて、非常識ではないか・・・」

と自分でもびっくりするほど
皆さんの反応が怖かったことを思い出します。

プロジェクトの期間中は、
4-5日に1回、『新着情報』を発信することが求められます。
これは支援者にメール配信されたり、
自分でもSNSでシェアしたり、
私が拡散できるきっかけになる媒体でした。

この新着情報に取り組む中で、

そもそも私は、何を実現したかったのか?
私がこの事業を始めることで、誰に貢献したかったのか?


原点を再確認することができ、
自信を持った
発信力
に繋がりました。



【背景説明より目的の明確化】

プロジェクトも中盤に差し掛かった頃、
私はまだ個別連絡を躊躇し、連絡しやすい人にしか個別連絡をしていませんでした。

SNSのシェア記事を見て、
ご支援頂けたらいいな・・・

全くもって、
積極的になれなかった自分がいました。

そんな時、
個別連絡をした数人の方々から
ご批判を頂きました。
じわじわボディーブローが効いて
かなりきつい状況でした。


丁寧にお返事をしながら、
ご指摘頂いている内容と、
自分が今、やっていることに違いがあることに気づきました。

この方は、
こういった認識でこのプロジェクトを見ていたんだな・・・

この方は、
この視点で、このプロジェクトを理解しているんだな・・・


これら複数のご批判の視点は、
それぞれ全く違うものでした。

そうか!
私はこのプロジェクトに踏み切った背景や動機は表現しているけれど、
このプロジェクトそのものの目的を明確にしていなかった!!



お金が欲しいのではない!!
一緒に創っていく
賛同者が欲しいんだ!!



プロジェクト中盤に入って、
やっと個別連絡への意欲が湧いてきました。


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激流に逆らって進むための原動力は何か?

この体験から言えるのは、

◆どんな状況でも、成功だけを見据える「冷静さ」が必要であること

◆勇気や自信は原点から生まれること

◆人の繋がりは命綱となる



前回ブログでもお伝えしましたが、
人の繋がりを作ることを最優先したのは、
賛同者を多く得たいという想いによるものだと、
このブログを綴っていて、気づきました。


スタートから、厳しい現実と弱気な自分に向き合って、
手痛いボディーブローをきっかけに、
突破口が見えてきました!!
しかし、突破口が見えたに過ぎず、
更に新型コロナウイルスの状況は益々深刻に・・・
さて、どう乗り切ったのか?
次回に続きます(笑)



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