女湯チームの一体感

宮崎にキャンプに来ています。

いや、出張です。

なんと、巨人軍の皆様と同じホテル。


ホテルに到着すると、ものすごい人だかり。
私のファンかと思いましたが、
少し違ったようです(笑)


いつも使っているホテルなので、
いつも通り、まず温泉に行きました。


その「女湯」で素晴らしい一体感を体験しました。


私が使う脱衣所のロッカーは
いつもの風呂場出入り口付近。
ここが一番使いやすいのです。


ひと通り、温泉を満喫

脱衣所に出て来て
体を拭き始めたところで、

3歳と5歳くらい(推定)の女の子2人を連れた
お母さんが浴室から出て来ました。

3歳の女の子はチョコチョコしながら元気!
カワイイ


そのあとから、お母さんが、
5歳のお姉ちゃんと出て来ましたが、
その子の名前を呼んでいるお母さんの声が
だんだん緊迫度を増していきました。

ふと目を移すと、その女の子は
完全に意識消失していました!!


そのあと・・・
私は、自然に体が動いていました。(真っ裸で)

必要な処置をしながら、(真っ裸で)
これは救急要請だと判断。

お母さんに、
「ホテルの浴室係の方を呼んで、救急車を頼みましょう!」

・・・と私が言った言葉を聞いて、
近くの女性が、

私行って来ます!!

と飛び出して行ってくれました!!(この人は着替え終了者)

そのあと、浴室係の女性が来てくれて、
すぐに
救急車の要請。

私に電話を取り次いでくださり、
私は、意識レベルや発見からの経緯を報告しました(真っ裸で)

私が電話で救急隊とのやりとりをしている間、
ドライヤーを使用していた人たちは、
一斉にドライヤーを止めてくれました。
誰も指示していないのに、
脱衣所が一体となっている感じでした。



救急車を待つ間、

私はお母さんに、

『お母さん、服着て来ましょう』と促し、

浴室係の女性は、
横になっている女の子にバスタオルをかけてくださったり、

浴室内の皆さんに、
「救急隊(男性)が来ます!」
と声をかけ、早めの更衣をお勧めするよう促してくださいました。

この時点で、真っ裸は私だけです。

ハッと気付いて、バスタオルを巻きましたが、
でも、子供のそばから離れず(これは鉄則)


いよいよ救急隊(男性3名)の到着!!!

その女の子は、意識も戻って名前も言えていました。
私は救急隊に発見からの詳細を報告。
すでに緊張の場面も落ち着いていました。


お母さんはきっと怖かっただろうと思います。
意識消失している娘の姿を見ていた
あの時間は、
本当に辛かったと思います。

その女の子は救急隊に抱っこされて搬送。

私はお母さんに、

お母さん、びっくりしたね。
怖かったね。
お大事にね。


と、声をかけました。
安堵の表情と同時に、
泣き出しそうな若いお母さんの顔が忘れられません。



開けっ放しの自分のロッカーに戻ったとき、
協力してくれた女性が、
『意識が戻ってよかったです!看護師さんだったんですね!』
と声をかけてくれました。

そして、
『もう一度、温泉で温まってください!』と。

私の体は冷えてしまっていて、
言われるまで気づきませんでした。
なんて優しいの・・・

もう一度、ゆっくり温まって部屋に戻りました。


部屋に戻ると、
担当マネージャーの方から
部屋にお電話があり、
お礼のご挨拶と同時に、その後の報告を頂きました。
ANAホリデーインホテルの
報告の迅速さを感じました(さすが!)


今夜、あの時、
女湯にいたのは、ほんの5~6名。
女湯が一体となって協力体制をとった
素晴らしい体験ができました。




最後、私は救急隊の方に、
「よろしくお願いします!」
と女の子を引き渡すわけですが、

「こんな格好ですみません。。。」

と申し上げたら、
みんなにウケましたwww!!

忘れられない夜となりました。

あとは原監督だな!!笑