No.125 大人のプライベートレッスン

現在、Breezeカレッジプライベートレッスン編として、看護師の役職者、認定看護師、看護教員の方など、教育に携わる方々へのサービスを提供しています。
リーダーシップ、ファシリテーションについて学んでいくプロセスで、自然にコーチングセッションを受けている状態になるため、非常に効果的なようです。


実務に生かす学びにはどんな要素が必要か?



【プライベートレッスンのメリット】

そもそも、このサービスを展開しようと考えたのは、
銀座コーチングスクール無料体験講座
『コーチングの歴史』において、

1840年代、受験指導を受けるために雇った
個人教師のことをコーチと呼ぶようになった

というところを何度となく皆さんにお伝えしていたことから
始まりました。

これまで800時間ほどコーチングセッションを提供してまいりましたが、
スキルアップ、ブラッシュアップを図りたい方々において、
学びを習得しながらの方が、
実務に活かしやすいと考えたからです。

プライベートレッスンのメリットは、
「わからない」、「理解できない」
ということをはっきり伝えられ、
時には私への反論や、
自分の短所・「闇」の部分の開示も
安心して行えるところにあります。
(「闇の自己管理」についてはブログNo.120をご覧ください)

また、講義やプレゼンをしなければならない立場の方へ、
実際の資料についてアドバイスしたり、
その場でプレゼンをして頂いてフィードバックしたり、
実務にすぐに生かせるアプローチができます。
社外秘、院外秘の場合、
複数人での講座では実現できないアプローチと言えます。

安心・安全な学びを展開することは、
大人にとって非常に大事です。


グループレッスンも他者の視点を獲得でき、
気づきの共有ができたりと、
メリットがたくさんありますが、
このプライベートレッスンでは
実務に生かす
に重きを置いています。



【向こう側へのベネフィット】

私は常に、クライアントさんや受講生さんの
向こう側
に注意を注ぎます。


私はお会いしたことのない人たち、組織かもしれませんが、
クライアントさんや受講生さんの関わりによって
変化していくからです。

プライベートレッスンでは、
向こう側へのベネフィット
へのスピード感が実務への還元に役立つと考えています。
更に、毎月のレッスンで振り返りを行い、PDCAサイクルが繰り返されていくため、
その精度が上がっていきます。

実務を通して何に気づいたか?
改善点はどこか?
どんな気持ちなのか?
対象者はどんな様子だったか?

現場でのやり取りの中で
気づきの促進が図れていきます。



【実践にあたっての壁を乗り越える】

どんな講座でもテキストや資料があり、
その内容に沿って体系立てて進んでいくと思います。
しかし、課題意識が高く、
自分のスキルアップを望む人にとっては、
机上の空論に過ぎない
ことも少なくありません。

理屈はわかっているけど、
うまくいかないんだ!

というところを、
コーチング的アプローチで
絡んだ糸を一緒に解いていくことが必要です。

そうすることで、
テキストにある内容を
クライアント仕様に
カスタマイズ

できます。

壁の高さが低くなるイメージです。



実務に生かす学びにはどんな要素が必要か?

・なんでも話せる安心安全な環境
・対象者へのベネフィットの視点
・本人の実践レベルで捉えた理論や原理原則



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今日のクライアントさんは認定看護師さん。(ご本人の了解を得ています)
久々に私のところを訪ねてくださった3ヶ月前は、非常に痩せてしまっていて、
話す声もうまく出ていない状況でした。
自分の弱みや「闇」の部分を話す時は弱々しく、
レッスンの2時間半は、ため息がたくさん聞こえた様に感じます。
しかし、3ヶ月経った現在、とてもいい声が出せるようになり、
自分の弱みや「闇」の部分でさえ、笑いながら話せています。
次回からいよいよプレゼン資料の検討と、
人材育成への取り組みに入ります。
間接的ですが、総合病院の人材育成に関われていることに
幸せを感じます。