No.114 歳をとるごとに勉強せよ

勉強を価値あるものにするために、何をするべきか?


2019年も明けて2週間が経ちました。
あっという間です。
ブログを毎日更新するとコミットして2週間。
そろそろパターンとして定着しつつあります。

このブログ更新に伴って、
2つの行動が自然発生しました。
それは、

・本を読む頻度が高くなったこと
・経済系のオンライン通信を毎回読むようになったこと

思いがけず、
良い勉強になっています。


【人の学びには三智あり】

私は読書会を主宰していますが、
島崎藤村の残した

人の学びには三智あり

を読書会開催の根拠としています。

自ら学んで得られる智
人と交わって得られる智
体験を通して得られる智


この3つです。

読書も
通信教育も
資格取得も
大学院も

ただ学ぶだけでなく、
発言したり、
他者の意見を聞いたり、
実務、実生活で生かしてみようと挑戦したり、


アウトプットがあって初めて生かされるのだと思います。



【大人の勉強に関する背景】

社会人がもう一度勉強することを

リカレント教育

と言います。
厳密に言えば
労働市場に出た社会人が学びを得て、
再び労働市場に還元することです。

なんと、日本では

勉強する大人が非常に少ないそうです。

《勉強していない人の割合》
20代で38%
30代で44.5%
40代で50.9%
50代で53.2%
(パーソナル総合研究所調べ)

40代50代の半数以上が勉強していないという結果です。
(勉強とは、読書、資格、学校、ボランティア、語学、セミナー、講座など)

OECD(経済協力開発機構)28カ国中、22位という結果です。
生産性といい、国民幸福度といい、
日本はなかなか伸びしろがあるなあ・・・と感じます。



【2つの伸びしろ】

私が現役の看護師時代、
不満分子の代表格のような存在だったと自分で思います。
なんでも、組織のせいにして、
文句ばかり言っていた時代がありました。

「ああしてくれない」
「こうしてくれない」
「だから働きにくい」

確かに、組織の施策や制度を改革し整えることは
重要なことです。
この国の社会全体(経済も社会福祉も学力も全部)の
伸びしろには

トップダウン

が必要です。


一方で、私たち自身の努力も必要です。
大人が勉強することは、
多くのメリットがあります。

視点が増え、視野が広がる。
思考を深め、諦めないで考え抜く力がつく。
組織外の人脈ができ、他者の考えを聞くことができる。


人間としての引き出しが増えていくと思います。

勉強に挑戦せずに
『カイゼン』
はあり得ない!!

この実務者・ミドルマネジャー層の

ボトムアップ

は社会の底力になっていくと信じています。

経験値も大切ですが、
この不安定で不確実な時代では
学問値も重要だと痛感します。


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大人の勉強を価値あるものにするには

アウトプットをしよう

勉強に関する現状を知ろう

自分なりのメリットを考えよう